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Recently I found that this(Japanese) page is accessed by foreign clients, so, though this is not a complete translation, I made English page.

W4-657SHバスレフ(組立て編その1)

ハンズから、カットをお願いしたベニアが届きました。

天板・底板、側板、バッフル・背板の部材同士では、誤差はありません。

バッフルと背板の穴あけも、指示ミス、加工ミスはありません。過去の諸々のミスが脳裏をよぎり、不安な日々を送っていたんですが、これで一旦、枕を高くして眠れます。

箱の形にしてみました。

積み木遊びをしているのではありません。天板・底板と側板・バッフル・背板との間の誤差を見ているんです。特に補正せずにこのまま接着しちゃって大丈夫そうです。

工程の都合で、本体より先にスタンドの組立てを始めました。今回はフリースタンディングにできる置き場所がなく、止むを得ず棚の中に置くので、スタンドと言っても、フロアスタンドではなく、仰角をつけるのが主眼の小さなスタンドです。

接着してしまうとかけにくい部分にペーパーをかけてしまい、はみ出した接着剤がつかないようにテープでマスキングして接着します。本来は塗装用ですが、ぼくは接着にも使っています。調子いいですよ。

今回は、バッフルを他の部分とは違う塗装にすることにしたので、バッフルだけ先に塗装を済ませてしまいます。

バッフルは木目を活かして緑に着色したかったので、 和信ペイントの水性ポアーステインのグラスグリーンで着色しました。

端材に試し塗りしたところ、原液では意図しているより鮮やかな色になってしまったので、水で薄めています。

着色が済んだら、同じく和信ペイントの(クリアはどこのメーカーでもいいんですが)油性スプレーニスのつや消しクリアを3回塗りました。

傷に気を取られ、うっかり左右でシナベニアの反対面を外に出してしまったので、木目の印象が不揃いですが、それを除けば、なかなかの仕上がりです。

コーナークランプを使って、左側板と背板を接着します。

指の腹で板のつなぎ目に触って、段差がなくなるようにコーナークランプを調整し、大クランプをかけ、大クランプの加圧を邪魔しないようにコーナークランプを少しだけゆるめ、大クランプを締め込み、コーナークランプをまた微調整し…、というのを何度か繰り返し、最終的には全部のクランプをしっかり締めて、はみ出したボンドを拭き取ってマスキングテープをはがし、板に接着剤がついていないことを確認して、乾燥を待ちます。