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Recently I found that this(Japanese) page is accessed by foreign clients, so, though this is not a complete translation, I made English page.

組立て編その2

バッフルの裏側に爪つきナットを埋め込みます。今回は背板をねじ止めではなく接着した代わりに、ユニットの固定に木ねじではなく六角レンチで締めるねじ(キャップボルトとかヘキサゴンボルトとか言うらしい)と爪つきナットを使うことにしました。

後日談です。コイズミを冷やかしてたときに、他のお客さんと話をしていた店員さんが、六角レンチでねじを締めすぎてユニットのフレームを歪めてしまったお客さんがいた、と言っているのが聞こえました。ほどほどでやめておくのがよさそうです。

まずは4.3mmの刃でボルトが通る穴を貫通させます。

2発目からは、無茶苦茶怖いのでドリルのハンドルを最初の数回転させる間だけですが、ユニット自体を治具にして、既にあいている穴にボルトを通して位置決めし、穴をあけていきます。

4ヶ所とも穴があいたので、ボルトを通してみます。問題ありません。

続いて5.8mmの刃で、ナットを埋める穴を掘ります。別に途中で止めずに5.8mmで貫通させても、オーディオ的にも機能的にも問題ないし、外見的にも普段はフレームの裏に隠れる場所なんですが、一応、気分の問題で…。

左は深さ確認用の5mmの刃、右が5.8mmの刃です。

5.8mmの刃が、テープでマークした深さに入るまでハンドドリルのハンドルを回し、5mmの刃の根元側を差し込んで深さを確認します。

さらに爪つきナットを差し込んで、穴径の確認をします。

WWWを検索すると、ナットと板の間の固定は爪の摩擦に頼らず、少しだけ接着剤をつけるべし、という先人の教えが見つかったので、素直に従いました。

キャップボルトの頭がバッフルにめり込まないように、端材で当て木を作ってボルトを締め込みます。これでナットの爪がバッフルの裏に食い込んでいきます。

ボルトとナットでユニットを固定してみます。問題ありません。

スタンドは一足先に形ができあがったので、塗装を始めます。バッフル以外には和信ペイントの油性スプレーニスのパインイエローを塗ります。

塗装前(左)と1回目の吹き付けが済んだところ(右)です。

次は右側板とバッフルを接着します。

ダクトを切り出します。とりあえず最初はfb=55Hzの12.7cmを作ります。

(左+後ろ)+(右+前)を接着します。

これで前後左右がつながったので、天板と底板を接着します。

前後左右上下がそろって、箱の形になりました。これで接着は全部済みました。

塗装を進めます。

左が2度目の吹き付け前、右が後です。

左が3度目の吹き付け前、右が後です。

一足先にスタンドが完成しました。

本体も塗装が済み、マスキングをはがして感動のご対面です。

ダクトは前回同様に、塩ビ管の端にビニルテープを巻いて、接着剤は使わずにビニルテープの弾力で固定します。ダクトの交換が簡単にできるので、具合いいです。

配線を済ませ、ダクトとユニットを取り付け、完成です。

右側の箱のバッフルは、木目を生かしてきれいに着色できているはずなんですが、なぜかきたならしく見えてしまい、残念です。