その後

ディスプレイ

故障したわけではないので勿体なかったんですが、今どき風の大きなディスプレイが欲しくなったので、液晶のに買い換えました。

ツィーター

高域がFW127+FT38Dと比べて、どうもガサついた印象なので、手持ちのFT17Hを載せてみました。しかし、そのままいきなり追加したのでは高域が強すぎるので、それまでリスニングポジションを直撃するセッティングにしていたのを、すこし内振りを弱めてみました。すると、全然予想していなかったんですが、それまでと比べて奥行感が出るようになりました。

ネットワークは手持ちの2.2uFを2パラにしたので、-6dB/oct、-3dB@4kHz、アッテネータはやはり手持ちの5Ωのセメント抵抗x2で分圧して、さらにR80Bで6dBしぼっているので、R80B以降を8Ωとして計算すると、全体で-14.5dBですね。普通はもっと高いクロスオーバでつなぐようですが、手持ちのパーツで試行錯誤した範囲では、これが一番いいように感じました。

ダクト

ダクトは試聴 part2に書いたように、93mm(fb=55Hz)でしばらく聴いていたんですが、どうしても気になるピークがあり、今は72mm(fb=60Hz)に取り替えてあります。

スタンド

スタンド製作編の「後日談」には床との間に10円玉を入れて三点支持にしたと書きましたが、端材で脚を作りました。それと底板の上に重しとしてレンガを2つ置いています。

インシュレータ

ガタつき防止以上のことは考えずに、ずっと10円玉で前2点、後ろ1点の3点支持にしていたんですが、何とはなくインシュレータに興味が沸いたので、オーディオテクニカのAT6099を買ってみました。AT6089xxなど、もっと安いのもあるんですが、AT6099を選んだのは、地震などのときに一番滑らなさそう、という保安上の理由です。

いろいろやってみたところ、10円玉でも入れると差があることはわかりましたが、やはり専用の製品だけあってAT6099は10円玉よりもはっきり違い、前1点、後ろ2点の配置に落ち着きました。

謳われている効能

明確な定位と伸びる高域、厚みのある低域を実現。

のうち、伸びる高域と厚みのある低域については実感できませんでしたが、明確な定位については実感でき、それ以外も奥行感が、さらによくなったように思います。

しかしインシュレータに深入りするのは、どうも背徳的な気がして抵抗があるので、インシュレータについては、これで打ち止めにしておこうと思っています。